#111 子どもがモノづくりと素材に興味を持ち始めた!けど伝えづらい……
#111 00:13:19

#111 子どもがモノづくりと素材に興味を持ち始めた!けど伝えづらい……

最近うちの子が、「これ、どうやってできてるの?」「これ、何でできてるの?」と聞いてくるようになりました。その中で気づいたことを話しました。

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子供の素材への興味と親の苦悩

こんにちは、かねまるです。 プラントライフは、化学プラントの技術者が、化学を軸に、皆さんの視野を広げていく番組です。

最近、子どもが何かの製造工程とか、モノの素材について興味を持ち始めたので、

今回はその経験とか、そこで得た知見なんかを紹介したいと思います。

これ、どうやってできてるの?とか、これはプラスチック?とか、よく聞いてくれるようになりました。

そんな子どもの興味と、それに対する親としての苦悩のところをお話ししていきます。

多分最初に興味を持ったのは、モノの素材のところですね。

うちはいくつかゴミの分別して出さないといけないんですけど、それが一つプラスチックっていうのがありまして、

ゴミを捨ててもらうときに、これが何かって理解して捨てる場所を選ばないといけないので、

そのきっかけで素材に興味を持つようになりました。

次第にモノを見せて、これプラスチックって捨てないものにも聞くようになってきて、

そうすると、だんだんとプラスチック以外も出ていきますよね。

例えば、水筒とかもわかりやすかったんですけど、水筒の容器がステンレスで、上の方の蓋の部分はプラスチックで、

ストロータイプだったので、飲み口のところはシリコンゴムですね。

そうやってだんだんと素材に関する知識が増えてくるわけなんですけど、

抽象的な概念を伝える難しさ

最初に水筒の説明をしたときに、容器のステンレスの部分、金属って言っちゃったんですよね。

で、子供に聞かれたのが、金属って何?って言われて、

抽象的なグループの名前の説明って難しくないですか。

よく考えたら、ステンレスとかアルミとかまだ知らないんで、

そこに対して金属っていうもう一個上の抽象的なものって伝わんないんですよね。

逆に言うと、金属っぽいものを全部金属って説明してもよかったんですけど、

後々話がややこしくなるなーって質問された時に思って、

とりあえずステンレスって言い直しときました。

逆にプラスチックって普通に俗称で言いますよね。

世の中的にそこまで素材の名前を知られてないからだと思いますけど、

自分が生地説明できちゃうので、どこまで言うか悩みどころですね。

ナイロンとかポリエステルとか、服の種類で使われる素材はいいとは思うんですけど、

ポリエチレンとかポリプロピレンとか、

うちの子は多分普通に教えたら純粋に覚えてくれるんですけど、

パッケージの裏に書いてあるとはいえ、そこまでやるかなーって少し悩みどころですね。

あとは服をきっかけにプラスチックって種類があるんだよって説明してもいいかもしれないですね。

3Dプリンターと接着剤の発見

個人的な方針として子供にはほとんど自分から何かを教えるようなことはしてないです。

興味を持ってくれたものに色々説明したりしている感じです。

そういえば我が家は3Dプリンターがあって、それで色々作ったり子供としてるんですけど、

そこで使われているのがPLAっていうポリ乳酸っていう名前の樹脂です。

作ったもの同士をくっつけるのが少し悩ましくて、

調べてみると瞬間接着剤でくっつけるって話をよく聞くんですけど、

ただ子供と何かやろうと思ったら瞬間接着剤って少し危ないところもあるので、

何か他のものないかなって思ってたんですよね。

木工用ボンドだとなかなかくっつきづらいので、色々探しててホームセンター一緒に行ったんですけど、

今プラスチック用のボンドっていうのもあるみたいですね。

塗って溶剤が飛ぶと固まってくるような粘着性をつけてくるようなものでして、

素材を見る限りグルーガンの材料に似てましたね。

ホットメルト接着剤の材料です。

もちろんこれも100%安全とは言えないんですけど、

瞬間接着剤よりはまだ使いやすくて、

親がプラスチックに塗って溶剤が飛んだぐらいで貼ってもらって、

ギュッてしばらく押した後に、

しっかりくっつけようと思ったら一晩置いとくような感じです。

そういうボンドを探すときも素材を意識させられまして、

木工用、木は簡単にくっつけられるものがあるけど、

プラスチックはくっつかないんだなとか、

そういうのがイメージできて、

プラスチックとはどういうものかっていうのがだんだんわかってきます。

最終的に3Dプリンターで猫と、

その上に乗せるお寿司のエビのモデルを印刷して、

ボンドで貼り付けたらくっついて、

ボンドすごーって言ってました。

こういう体験は大事にしていきたいですね。

モノの製造工程への関心:スプーンの例

あともう一つ、最近興味を持っているのが、

物の製造工程です。

最初のきっかけは確かスプーンだったと思うんですけど、

YouTubeの動画のサムネイルで最初に興味を持った気がしますね。

とりあえず一緒に見てみたんですけど、

最初スプーンって金属の板をパンチみたいなので打ち抜いて作るんですよね。

その後に形を作るために上からプレスして折り曲げて、

最後に研磨をかけて綺麗にするっていう工程です。

多分子供からしたらどうなっているのか全然わかんなかったんでしょうね。

そもそも金属の板がロールで納入されているなんて知らないわけで、

一つ一つあれステンレスなんだよとか説明しながら一緒に見てました。

金属の板から打ち抜く時も説明が難しいなーって思いながら、

よく考えたら紙のパンチはうちの子も使ってるのであれと同じとか言ったり、

プレスして形を作るなんていうのはもう粘土に近いような感じですけど、

実際スプーンってフラットな感じじゃなくてちょっと曲線があるんですよね。

そういうのもキッチンから実物持ってきて比べてみて、

確かに持ち手のところが曲がってるって気づいたりしてくれてました。

スプーンの出来上がったものの研磨とかも、

結局回っているロールみたいなものにスプーンを仕当ててなんかしてるなーとはわかるんですけど、

見た目は特に変わらないんですよね。

結構目の細かいヤスリで磨いてるんで、

テカリはさせるんですけど、何をやってるのかは端から見てもわかんないっていうことで、

横から説明をしっかりしてあげないといけなかったです。

それこそ、研磨する時って3回やるんですけど、

目の粗いやつから細かいやつに向かって付け替えて付け替えて、

なんでそんなことやってるかとか一個一個説明していきました。

プロセス系の説明の難しさと科学館の役割

今はYouTubeがあるからすごく便利だなーって思ってたんですけど、

基本的なことを知らないとやっぱり見てもわかんないんだなーって子供と一緒に見てて思いました。

打ち抜きにプレスに研磨。

どれも知ってたら話が早いんですけど、

そもそもそんなことをやるって知らなかったら伝わんないわけなんですよね。

なんか機械が動いてる面白そうって見えるぐらいで、

だからこそ科学館とかの説明員の方ってこういう役割をしてるんだなっていうのを肌で感じました。

よくわかんないけどなんとなく面白いっていうところから見るべきところを教えてあげて、

これだから面白いんだって気づかせてあげる感じですね。

この辺が顕著に出始めたのが紙を作る時の動画を見てた時に、

子供用の動画だったので私は特に説明することなく隣で見てたんですけど、

最初に木材は出てくるけど、そこから化学的処理をいっぱい加えて、まずパルプができてくるんですよね。

とりあえず紙は木でできてるっていうのは理解してくれたんですけど、

そこからパルプができるまでそこそこ長い説明があって、

その辺を見ていて結局子供が言ったのは、

この動画間違ってない。紙の動画つけてるって聞かれて、

いわゆる組み立て加工系って言われるような、金属を削ったり形を作ったり、

家電みたいにものを組み立てたりするっていうのは比較的見てわかりやすいんですけど、

プロセス系って言われる化学的処理を加えたりするようなものって、

外から見ただけだとわかりにくいんだなって改めて感じました。

特に説明がいる分野でしたね。

自分の仕事はそういうプロセス系の紙に近いものなので、

もうちょっと説明の仕方考えた方がいいなーって改めて思いました。

まとめとリスナーへのメッセージ

今回は子供が製造工程とか素材に興味を持ったので、

私の体験談をもとにお話ししてみました。

いろんな発見をさせてくれました。

皆さんもお子さんがいらっしゃれば、興味を持ったものを体験させてあげる、見せてあげるのはもちろんなことなんですけど、

本当にそれで理解できるのかなっていうのは一回考えてみてもいいと思います。

年齢に合わせてぜひご検討ください。

今回はここまでです。

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それではお聞きいただきありがとうございました。