#62 製造業コミュニティを広げる仕掛け|継続を支える経験値(ゲスト:高橋クリスのFA_RADIO 高橋さん)
今回は、高橋クリスのFA_RADIOより高橋さんがゲストです!製造業界、中でもファクトリーオートメーション(FA)業界で様々な手段で繋がりを増やそうと取り組む高橋さん。Podcast以外にも、高橋さん自身のことや考え方についても質問しました。私も高橋クリスのFA_RADIOの方にもお邪魔して「化学プラントの制御システムDCS」について話しました!✨高橋クリスのFA_RADIOへの出演エピソード
参考資料
- #435 【コラボ回】DCSについて教えてもらう回【かねまるさん】 - 高橋クリスのFA_RADIO:工場自動化ポッドキャスト | Podcast on Spotify https://open.spotify.com/episode/5DdXJ6fFyDrBu5uinQNcnP?si=J9BvBL1qTGadhwbCJXUMNA
- #429 トヨタ自動車株式会社を退職しました【退職ポッドキャスト】 - 高橋クリスのFA_RADIO:工場自動化ポッドキャスト | Podcast on Spotify https://open.spotify.com/episode/7h8nLdK9UBlONEjfxeEsPr
- 高橋さんのXアカウント https://x.com/fulhause
- FA設備技術勉強会 - connpass https://fa-study.connpass.com/
- 第26回FA設備技術勉強会 - connpass https://fa-study.connpass.com/event/378153/
文字起こし
ゲストの紹介とポッドキャストの目的
どうも、かねまるです。
プラントライフは、化学プラントの技術者が、化学や工場に関するトピックを分かりやすく紹介する番組です。
今回は、高橋クリスのFAラジオから、高橋さんをゲストに迎えて話をしました。その音源をお聞きいただきます。
ただ、その前に1点だけお伝えすることがありまして、放送中でお仕事の話をされていますが、2025年12月13日収録時点での内容です。
高橋さんはすでに転職をされていて、公開日の2026年1月14日時点でのお仕事は変わっています。
詳細については、概要欄に記載していますので、ご確認ください。
それでは収録の音源をどうぞ。
今回はゲストとして、高橋クリスのFAラジオから、高橋さんにお越しいただきました。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。高橋です。
まずは、自己紹介の方をすいませんけど、お願いします。
はい。ポッドキャスト番組、高橋クリスのFAラジオ工場自動化ポッドキャストというポッドキャストをやっている高橋と申します。
普段は、工場の自動化、主にファクトリーオートメーションですね。
私は自動車会社に勤務しているんですけど、そこで見聞きしたいろんな工場の自動化の案件であったり、またトピックですね。
そういうものを、私とクリスと、今後のクリスという2人でやっているんですけど、その2人でですね、ワイワイがやがやそのトピックについて、
ひたすら工場の自動化について話し合うという毎日のポッドキャストをやっております。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
私が高橋さん知ったのは、あれですね、FA設備技術勉強会がきっかけで知ったんですけど、そこからポッドキャストをよく聞くようになりまして。
ありがとうございます。
実際話したのはあれですね、ものづくり系ポッドキャストインメクトのリアルイベントで一緒に話していただいて、
その時はね、僕のことをいろいろ聞いていただく役になっていただいてすごく助かったんですけど、
今回はちょっと高橋さんの話をいろいろ聞かせてもらおうかなと思って、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。私NGなしで何でもしゃべりますんで。
所属の意見とは一切関係ないってところはじゃあ言っておきましょうか。
そうですね、はい。
そこまで言わないんですけど、やっぱりまず聞きたいのが高橋クリスのFAラジオっていうちょっと特殊な内容で、なおかつ香港人の方と
ポッドキャスト撮られて、そこのきっかけっていうのはどういうところだったんですか。
そうですね、なぜ音声配信なのかっていうところから話すと、もともと私、学生時代にネットラジオの配信をしてたんですよね。
その時はロボコニストラジオリトライという高専ロボコンに関するトピックを扱うネットラジオをずっとやってまして、7人ぐらいやってたんですよね。
なので音声配信っていうものに慣れてたっていうことと、音声配信っていうのは100人200人だけ聞いてたとしても結構深く聞いてくれると。
それだけでこのラジオ聞いてるんですってコミュニティができて、そこでちょっとワイワイできるぐらいに、いわゆる小規模の全然戦えるようなコミュニティになるというのが分かってた中で、
さっきFA設備技術勉強会という勉強会の名前を出していただきましたけど、就職してから製造業のコミュニティが狭いなと。
特にIT系だとか、Pythonの言語の勉強会とかロボットとか、そういうところは日夜勉強会が開かれて、日夜人が集まって、日夜ワイワイ議論してると。
それに比べてやっぱ製造業って非常に縦割りで、やっぱり機密の関係もあって、自分がやってる仕事を外で喋れないとか。
何なら会社の中でも結構縦割りが激しくて、自分の隣のグループの人がやってる仕事が知らなかったりだとか、仕事話をする機会がなかったりだとか、何なら自分の隣の席の人が何してるかっていうのはよく分からないと。
そういう縦割りの強さっていうのを僕は就職してからすごく感じていて、その中でやっぱりそれってちょっと面白くないよなと。
やっぱりいろんな技術を深めていったりだとか、良くしていったりすることは、いろんな話し合いだとか、コミュニティの活性化の中で上がっていくものであるというふうな認識が僕にあって、
これはなんとか打破したいというところで、FA設備技術勉強会っていう工場の自動化に特化した勉強会ですね。
いわゆる好きな人、発表したい人が、僕はこのFAのPLCについて話したいですみたいな人は、それをスライドにまとめて1人10分で話した人が勝手に集まって、
企業関係なく個人でも企業でもどっちでもよくて発表すると。そういうFA設備技術勉強会を開催したんですね。
そこでそれが当たって、いわゆるみんな話したいと思ってたということですね。
僕だけがコミュニティが狭いと思ってたわけじゃなくて、みんな狭いと思ってて、みんなやりたいと思ってて、
そこにちょっと場が見えるところができたので、みんな来てくれて発表するようになったという勉強会があった中で、
ポッドキャストの運営とクオリティ
クリスさんと出会いまして、そこで。クリスさんとはほとんど喋ったことはなかったんですけど、その勉強会を発表してくれている中で、
この人は多分フットワークが軽いんだろうなっていうなんとなくの思いつきで、
たまたまクリスさんが愛知県の岡崎市の展示会に来てたときに、会いに行ってポッドキャスやろうよと。
それは僕の昔やった音声配信っていうのが小規模コミュニティに適してるっていう感覚と、
FA設備技術勉強会っていうところでクリスさんがそういうことに得意そうだという2つの感覚がですね、
じゃあ行こうかと。やってそうないしということで、工藤機に行ってですね、そこから始まったっていう感じですね。クリスさんもいいよやりましょうやりましょうみたいな。
フットワーク軽いですね。
めっちゃフットワーク軽いですね。いつやりますかみたいな。その場で日決めて。
で、第1回が2024年の9月ぐらい。9月13日かな。に第1回が無事始まったということですね。
で、そこからまあ今日までだいたい400話ぐらいの投稿が続いて、まあ今はなんとかやれてるという状況になります。
ちょっと長く喋っちまいましたけどすいません。
あ、いえいえ。もう1年ちょっとで400話。
そうですね。毎日配信してましたからね。
計算が合わないですよね。なんか恐ろしいぐらい出してますよね。
そうですね。はい。
そこをね、それこそクリスさんだからこそこれだけできたってところはあるんですかね。
そうですね。やっぱりそのクリスさんだからっていうよりはそのお互い、まあ適当な2人が集まったからっていうのはあると思いますね。
あのこだわりというか。
そうですね。
まあ方向性が合ってるとか価値観が近かったとか。
そうですね。
だからこそ続けやすかったってところがあるんですかね。
そうですね。FAラジオの方針としてはもうクオリティはなるべく求めないというところで、とにかく毎日出すんだっていう質が悪くても納得いかなくてもとにかく毎日出すんだと。
そういう方針でやってきたんですけど、それに2人ともそんなにそこまでそれにこだわりがなかったっていうところですね。
はいはい。
いや本当に出したくない時もあるんですよ。このポッドキャスト出したくないなーって思いながら出してる時もあるんですけど、それにお互いそこにプライドがなかったってことですかね。
はい。だからこそ全部包み隠さず出してるような雰囲気がして、ポッドキャストには個人的に合ってるのかなって聞きながら思ってたんですよ。すべてが出てきて。
そうですね。
はい。
やっぱりそのポッドキャストで聞き流しをする媒体じゃないですか。
はいはい、そうですね。
ポッドキャスト聞くぞーって思って、一言一句聞き逃さないぞーって思って聞く人ってあんまりいないと思うんですよ。
はい。
なのでですね、ちょっとくだらないところでもずっとスルーしてもらえる可能性っていうのがあるっていうのは、ポッドキャストのいいところであり悪いところなのかもしれないなっていうのは思ってます。
そうですね。
でもとりあえずやっぱりその、やっぱり習慣だと思うんですね、ポッドキャストって結構習慣だと思っていて。
はい。
なのでやっぱりその定期的に発信するっていうのがやっぱりとっても大事なことだって思うんですよ、僕。
はいはい。
なので週1でも全然いいと思うんですけど、僕らはそれをクオリティを落としてさらにその回数の方に振った。
僕も週1から最近週2に増やした口なんで、なんとなくわかるんですけど、やっぱりクオリティを落とすってすごく勇気いるんですよね。
そうですね。
その中でたかしさんとクリスさん、こうやってずっと出されているっていうのがやっぱりすごいなって思ってて。
クオリティは低いと言いながら、内容ものすごくクオリティが高いんですよね。
そんなことないと思いますけどね。
いやいやいやいや、本当に私もあれですね、電気とか制御とかやってきたので、ある程度の話はわかりながら聞いているんですけど、
やっぱり雑に話してないというか、ちゃんと論理もしっかりしてますし、根拠もあって内容がちゃんとしっかりしてて、
もうあんまり質が低いとは言えないような、ちょっと音質とか効果入れたりとかそういうところはないかもしれないですけど、
内容として全然下げ済むようなこともないぐらいの価値のものを出していただけているのかなって。
それはもう前は週7で、もう最近は週5ですかね。
そうですね、今週5ですね。
になってますけども、十分すぎるぐらい出していただいているので。
そう言ってもらうと非常に嬉しいです。
はい。
ただなんというか、クオリティっていうところで言うと内容っていうよりは、内容はもうどう頑張っても僕たち知っていること以外はしゃべれないんで、僕らって。
そこはそんなに変化ないかなと思うんですけど、例えば構成とか台本書いたりとか、そういうことは一切してないんで、
そこは多分まだやろうと思ったらできるんだろうなっていうのは思っているんですけど、またやっぱりそこができてないっていうところですかね。
例えばそのFAラジオでよく言われるのが、最初適当ですよねみたいなことめっちゃ言われるんですよ。
僕はその1時間ぐらい喋ってるんですけど、最初の30分ぐらいなんかあんまうまくいってなくて、そっから残りの30分で怒涛の追い上げをするみたいな、
そういう、なんかその本当にその音声コンテンツとして作ってないから、なんか普通に雑談の中でその後半盛り上がるみたいなのがすごくたくさんあって、
これがですね、前半なんか微妙ですみたいな。
ブレインストーミングと番組の進行
あれですかね、ブレインストーミング最初にして後半これで話しましょうってなってきてるような感じなんですかね。
っていうよりなんかあれですね、もう話すこと決めてないんですよ。
決めてないって大まかな最初のタイトルぐらいしか決めてなくて、そこから話してた時に、なんか途中で自分たちの頭の中が整理されてきて、
なんか最後ら辺めっちゃ論理的になるみたいな。
最初なんか難しいよねそれ、難しいよなーみたいな、そういうフワッとした話ばっかりしてるんですけど、最後ら辺に、なるほど今なんか閃いたわ、これはこういうことだみたいな。
すごくいい番組じゃないですか。
ただ動画コンテンツも音声コンテンツも、最初の15分ぐらいでズバッと落ちるんで。
視聴がものすごく落ちるんで。
やっぱり初動大事なんだろうなっていうのを思いながら、そのクオリティはちょっと今後の課題だと思ってます。
思考のところが個人的には大事かなって思ってるんで、その前半の部分の整理つけていくところもすごく参考になったりはしますけどね。
ありがとうございます。
ただとはいえいろいろ配信されているコンテンツなんで、15分で切れるっていうのはちょっとわからないこともないかなっていうところもあったりは反映しますよね。
でも、雑談で2人の中で物がまとまっていくっていう感覚が続いている理由かもしれませんね、逆に言うと。
最初からまとめたものを話すと、それは準備したものを喋ってるだけですけど、その作業ってあんまり楽しくないんですよ、撮ってるときって。
でも普通にぶっつけ本番で、その中で何か自分たちの中が整理されていってるような感覚があるときって、やっぱり結構楽しいんですよね、自分たちとして。
なので毎週楽しくやれてるなっていう印象がすごく、それがちょっと今続いてる理由かもしれないなっていうのを話してて思いました。
はいはいはい、なるほど。すごく参考になりますね。
高橋さんの業務内容
僕も一人でずっとやってるんで、何かもういつやってもいいし、どこまでクオリティ変えてもいいし、なんか自由すぎるんですよね。
だから一緒にやってるっていうところのイメージがついてなくて、ちょっと高橋さんたちは特殊かもしれないですけど、こんな2人のやり方あるんだなってすごく思いましたね。
いや一人でやってる人、僕超人だと思いますけどね、かねまるさんも含めてですけどね。
もうちょっと高橋さんの話聞きたいなって思うのが、ちょっと自動車関係のお仕事をされてるっておっしゃってたんですけど、タイトルのFAのところですね、工場自動化ってところを話しされてるんですけど、今お仕事としてはどんなことをされてるかって可能な範囲でお聞きできたらと思うんですけど。
そうですね、愛知県にある自動車会社に勤務してまして、その中で生産設備の開発をしてます。
内製開発ですね。普通って生産技術部がいて、生産技術がLINEの構成を考えて、その中の設備の仕様を考えて、その設備は外部メーカーさんにお願いをします。
外部メーカーさんが設備を作って納入して、それを立ち会いして動作チェックして、みたいなのが一般的なものの生産技術の流れなんですけど、我々はメーカーさんの内製部隊ですね。
実車に発注して、実車で収めると。そういう部隊に私は所属してて、その中で主には設備制御と呼ばれる、PLCのプロを考えたりとか、石板を作ったりだとか、あとは今後の10年どういうPLCを使っていくかだとか、そういう標準化だとかですね。
そういうことを仕事としてはやってる形になりますね。
はいはい。一応私の番組のところだと詳しくない方がいらっしゃるんで、一応補足すると、PLCはあれですよね、生産設備を制御するための、現場用のパソコンって言ったらちょっと語弊があるかもしれないですけど、自動制御をしてプログラムする機械って言いますかね。
そうですね。コントローラーっていうに近いですかね。生産設備っていうのは、例えば物を切ったりとか、物を溶かしたりとか、いろんなことをするわけですけど、それを命令するためのコントローラーっていうのが1つ。
はいはい。
生産設備に必ず1つ置いてあって、それがですね、生産設備に特化したコントローラーで、PLCと一般的に呼ばれるコントローラーが使われているということですね。
はいはい。
職種としては電気制御系っていうような言い方になってくるんですかね。
そうですね。職種としては、ちょっと難しいですけど、工機部門っていうところにいまして、工機部門って工作機械の工機って書いて、いわゆる、これ造語ですけどね、設計、正義、製造っていう国の中の正義産技術の中に工機部門って言いますね、工作機械を作る部門みたいなところに括りとしていて、
その中で機械設計、電気設計っていう国では電気設計に属しているっていう感じですね。
はいはい。
意外と内製化っていうのもされてるんですね。
これはね、結構特殊だと思います。
そうなんですね。
持たない方が多いですね。
ただ自動車メーカーはだいたい持ってます。
そうなんですね。
これはトヨタであろうが、ホンダであろうが、日産であろうが、だいたい持ってます。
結構理由があって、自動車メーカーって結構世の中にない機械作らないといけないことが結構あるんですよ。
そうなんですね。
そうですね。例えば直近で言ったら、水素自動車、今世の中出てますけど、あれに使ってる燃料電池とか水素タンクとか、世の中に類似品がないんですよね、作り出したとき。
なるほど。
じゃあそれを専業としてるメーカーっていないんですよ。
はい。
なので、そういうものを作るときに、社内の内製部隊がいたほうがやっぱ得なんですよね、いろんな意味で。
例えば、やったことないけど似たような、やれそうなところにお願いをするっていう手もあるんですけど、そうしたときにやっぱりリスクが高いんで、これ失敗したときのためにこれだけの設計費乗せますみたいな。
うんうんうん。
だから通常1億円で作れるところが4億円になりますみたいな話が出てくるわけですね。
はい。
でもこれ別に成功すれば1億円できる話なんですね。
でも成功してもしなくても外部に頼むとやっぱり4億円かかるんです。
じゃあ、社内でやってかかった分だけやったほうが得じゃないですかと。
あとノウハウを新しいものに対して自社で補充したほうがいいんじゃないですかとか。
はい。
また設計にフィードバックしたほうがいいんじゃないですかとか。
そういうですね、自動車会社特有の事情があったりしますね。
なるほど。あまり内製化してるってイメージが、科学だとあんまりないんですよね、製造装置。
自動車業界のノウハウと内製化の重要性
結構一般的な汎用機が多いんで、それを買ってくるイメージがあったんで。
確かにそもそもの母数がないというか、頼んだとしても受注生産みたいな感じになっちゃうんだったら、それだったら内製化っていうのは1個ありですよね。
入れた後のメンテナンスとか修正とかしやすくなりますしね。
そうですね。あとやっぱり出したくない生産技術っていうのもあるわけですよね、外に。
そっちも確かにありますね。
で、例えばプラントメーカーとかだとパラメータの配分とか、そういうところがノウハウになってくると思うんですけど、
自動車メーカーみたいなものの作り方っていうと、ほとんどは機械に依存するんですよね。
パラメータとか機械の設定っていうよりは圧倒的に機械自体がノウハウになるんですよ。
例えばこういう順番で作りますとか、こういう型の仕当てをしますとか、ほとんど中のパラメータと関係なくて機械見たらだいたいわかるみたいな。
例えば金属加工してこの部品使いますってなるときに、硬さっていうか精度ですかね、そういうのもやっぱりノウハウになってくるってことなのか。
精度もノウハウなんですけど、主に工法っていうんですかね、作り方ですね。
手順ですかね。
例えば、丸いものを作りますっていうときにも削って作るのか、鋳造みたいな形で型に流して固めて作るのか。
やっぱりいろいろ同じものを作るにはやっぱりいろんな工法ってありますよね。
それをどれを選択するかっていうことがノウハウで、ここにすごいアイデアが入るんですよ、一般的に生産術って。
で、基本はお願いしてる生産設備メーカーさんも守秘義務があるんで、外には出さないはずなんだけど、何かがあったらまた出てしまう可能性もありますし、
そのメーカーさんに似たようなことをお願いするってなって、他のメーカーがお願いしきったときにノウハウ自体はそこは持ってるんで、作っちゃったりするわけですよね。
っていう意味も込めて内製にしておく必要があるっていうところもありますね。
なるほど、だいぶリスクもありますもんね、そこは。
そうですね。
そういう意味を込めて、例えば自動車メーカーっていろんなものを作る中で、例えばトヨタグループだったらトヨタ自動車っていって、
トランスミッションはアイシンが作って、電装系はポンプとか基板とか半導体とかそういうのは電装が作って分担してるじゃないですか。
はい。
でもトヨタ自動車自体が未だに作ってるものってあるんですよね。
そこの内製化して。
そう、内製化してエンジンの位置はまだ作ってますとか。
これは流出させたくないノウハウであったりだとか、本当に大事なところだけ社内でまだ作ってたりするんです。
そういういろんなサプライチェーンの難しさっていうものがある中で、その中で内製で何をやるかっていうところに少し企業の秘密というか企業秘密の根底があったりするわけですね。
何かもの作りたいって思ったけど、ノウハウがなくて外注しづらいとか、自分たちで解決しないといけないとか、そういうこともあるんですかね。
まあありますよ、それはもちろん。
当然ながら長く続いてる会社ほどいろんな制約っていうのはやっぱりありますよね。
例えば発注先がやっぱりある制限があったりとか、秘密上の制限があったりとか、あとは商流の問題があったりだとか。
本当に作る以外、本当に仕事をする以外のすごいいろんな制約がある中でどうやっていくかっていうのが難しさではありますし、
それがすごい複雑なんで、わりかし高い給料が出てるっていうのが多分あると思いますね。
これをすべて理解するやつはマジですごいなっていうのは僕もやっぱり働いてて思います。
そこの中に高橋さんいらっしゃるから、やっぱり僕も高橋さんすごいなってずっと、特にPodcast聞き始めてから思うんですけど、
論理的思考と仕事の影響
知識が豊富で、先から聞いててもやっぱり思うんですけど、思考が論理的だなっていうところはすごく感じて、やっぱりお仕事の影響ですか。
あると思いますね。自動車メーカーで勤めてるとやっぱり、ほとんどが説得する仕事になります。
説得するというか、枠組みを示したりとか、広いんですよね。
じゃあ例えば僕がPLCの選定を、コントローラーの選定をしますっていうときに、それが今後何千台何万台の設備に入るコントローラーを選定しますみたいな話になったときに、
1円変わっただけで、やっぱり1万円変わるわけじゃないですか、それって。
1万円変わったら1万台だから1億円変わるわけですよね。
だからすごいちっちゃいお金でも結構長くなるんですよ。
そうなったときに、これ1円だからいいじゃんみたいな話にならないんですよね。
その1円について細かく追求していくっていうのが、規模の世界なんで。
例えばこれめちゃめちゃどんぶりの話で言うと、トヨタ自動車の売り上げって、今48兆円あるんですよ、1年間で。
はいはい。
意味わかんない数字があって。
そうですね。
ですよね。
じゃあこの48兆に影響を及ぼす技術っていうのを開発したら、めっちゃ儲かるんですよ。
例えばこの48兆1%上がっただけでも、4800億が上がるんですよね、売り上げが。
っていう中でやっぱり細かい数字は見落とせないんですよ。規模がでかくなればなるほど。
はいはい。
ってなったときに、もうそれは説明をしたり納得させたりとか、いろんなことがやっぱりすごく求められる世界観の中でみんな生きていて、
そういうことが得意になっていくっていうのはあると思います。
ポッドキャストと経験値
そういう背景があったんですね。僕のところはあんまりそこまで一円っていうところの意識がやっぱり薄かったところは正直あるんで、
そもそも規模の経済っていうんですかね、そこの影響がだいぶ大きいなっていうのは聞きながら思いました。
そうですね。
ただなんかこれ、人間年上とかそういう話じゃなくて、単純にそこが仕事の規模だからそこが得意になりますよっていうだけの話だとは思うんですよね。
はい。
でたまたま多分この、なんていうか、これ得意になったことがポッドキャストに生きてるみたいなことはあると思います。
そうですね、すごく話を聞いてて聞きやすいんですよね。順番に。
ありがとうございます。
すごく。だからこそ事前に取り決めずに雑談ベースで話してもスッと入ってくるんだろうなって思いますよね。
そうですね。まあでもなんか僕結構その場で話すの苦手なんですよ。
いやいやいやいや。
だから僕が多分、でも考えるの好きなんですね僕。
はい。
何もしないところで、独り言のように考え込んだりすることすごい好きなんですけど。
はい。
なんか僕がペラペラ喋ってること、多分1回考えたことあることなんじゃないかなっていうふうには思ってます。
あーなるほど。いろいろ考えてるから引き出しを持ってて、その場で出せるようになってるっていうことを。
そうですね。
あー。
なんかその場で、過去に考えたことをそのまま話してるだけとかあると思います。
そこはもう経験値の差が生きてるような気はしますね。
まあそう思っていただけるならまあそれはありがたいことですね。
はいはい。
まあ僕もやっぱり話せる範囲と話せない範囲って結局いろいろ考えたからどんどん言葉が出てくるっていうところはあるんで、すごく負に落ちるというか実体験もあるんで納得ができますね。
まあでもやっぱり経験値、話す経験値っていうのもやっぱりあると思うんですよ。
はい。
僕、さっき言った通りネットラジオ7年やってたって話をしたじゃないですか。
はいはいはい。
この7年の経験値はなんか相当大きかったなっていうふうに自分の中でやっぱ思ってますね。
確かにそうですよね。
そうなんですよ。だからなんかここで何生きるかわかんないんで、みんな思いついたことを早くやったほうがいいんだろうなっていうのはなんか常々思いますね。
高谷さんはポッドキャスト歴8年9年ぐらいになってるってことですよね、もう言っちゃえば。
まあ音声配信で言えばまあそうですね。
それはベテラン勢になりますね。
いやいやいや。
そうですね。
まあでもやっぱり当時はネットラジオ、ストリーミング配信だったんで別にアーカイブとかなかったんですけど、
だいたい40から50人ぐらいの人が聞いてるような小っちゃいネットラジオやってたんですけどね。
ネットラジオやってたんですけどね。
まあそれでもやっぱり人前で喋るっていうことをずっとやってたっていうのは、今につながってるような気がしますね。
それが何年か前、10年以上前の話ってことですかね。
そうですね、10年以上前の話。2013年ぐらいまでやってて、5年か2015年ぐらいまでやってて、
その時は23、24年に始めてるんで、9年ですかね。9年越しに始めたってことですね。
ちょうど僕もその時、ギター弾いてて配信とかやってたんですけど、
だからこそ40ってとんでもない数字だなってすごく実感するんですよ。
僕もあの数人来たらいい方だった時とかあったんで、
その10人を超えるとか、何十人来てるって、そこすごいなって思いましたね。
まあでもこれは僕がすごいんじゃなくて、ネタがすごいんだと思いますね。
そうなんですか。
例えば僕、光線ロボコンに関するラジオだったんですけど、他にないんですよ。
もうニッチというか。
そうですね、ニッチ。ニッチでもそれしかないんですよね。
だからそれが好きな人は聴いてくれるっていう。
今のもそうですよね、工場児童課のポッドキャストって、
僕以外にやってる人いないんで、それが好きな人は聴いてくれる。
比べる必要ないじゃないですか。比べられないじゃないですか。
例えばギターだったら、この人の配信までがブチ聞こうみたいな。
比べられますけど、僕ら1個しかないんで。
基準を作る側ぐらいの感じですよね、もう。
っていうよりクオリティーは問われない気がしますね、そういう意味で。
ああ、ここと比較してとか言われないから。
そうですね、はい。
なんで戦略的にクオリティーよりは、とりあえず目に映るためにめっちゃ出してるっていうところはあります。
いろいろお話聞いてすごく楽しかったんですけど、
これからたかしさんというより、FAラジオも含めてですかね、
これから何年か先どうしていきたいかとかいう話を最後お聞きしたいなって思ったんですけど、
何か考えられていることとか、答えられる範囲でどうですかね。
そうですね。
一番最初にFAラジオというかFA勉強会ですかね、
FA勉強会の方を始めたきっかけとして、やっぱ成分量のコミュニティちょっと薄いよねっていう話が出だしにあったんで、
僕はそれが活発化することっていうのは望みなんですよね。
FAに関わる人やFAの周辺の人たちもそうですけど、
自由に自分の思っていることを意見して、それを聞きたい人が自由に聞いて、それに反論して、
いろんな意見交換が行われる中で、業界全体として上がっていけばいいかなっていうことをすごく感じていて、
なので今後の進め方としては、今ないんで、まず自分でやりますと。ないんで。
できればこれに続いてくれる人が出てきて欲しいなっていう思いがあるんですね。
やっぱりいっぱいコミュニティが立ち上がって、いっぱいものがあって、
そこで初めていろんな意見交換が行われると思うので、
そういう自分たち以外がこういうFA関係のコミュニティ活動っていうものはやっぱりやりやすいように進めていきたいなと。
一つは僕たちのコミュニティがすごく大きくなることっていうのはまず一つだし、
もう一つはいやいやこれ簡単なんだよコミュニティやるのっていうことを広く伝えて、
いろんなところでコミュニティが生まれていくように支援をしていく。
その結果、自分たち以外のコミュニティが盛り上がって、最終的に自分たちのコミュニティが縮小して、
静かに終わりたいって思ってます。
終わりのところまで考えられる。
まさかそんな。
コミュニティの発展
それが幸せだなって。
ずっとどんどん大きくして維持しようっていう感じではないんですね。
ないですね。
ベースはもう製造業が主体となって、そこの目的が達成されたら。
そうですね、静かに終わりたいですね。
その後は別のことをやりたいなと思います。
なるほど。他のところにもいろいろ。
そうですね、たぶん10年後は10年後の課題感を僕は持っていると思うんで、
そう自分の興味を移る前に静かに他がやっぱり、
僕がいなくても全然盛り上がってます。
むしろあなた老害じゃないですか、ぐらいに言われたいですね。
ちょっとずつグラデーションで、あれ高橋さんこっちのことウェイト増えてきたなってなってくるかもしれないですね。
なってくるかもしれない。なんだかんだ勉強会もう6年とかやってるんでね。
そろそろシュッとシュッとしていくっていうのもあるかもしれないですね。
だんだん後退性とかに感じが変わってきて。
でもそれでこう自立して動いていくっていうのが一番理想的かもしれないですね。
そうですね。でその結果、今ってやっぱ個人の活動ってほとんど認められてないのがやっぱ実情だと思うんですね。
そうですね。
たぶん金間さんは別に、じゃあ会社にこういう活動してますって大っぴらに言ったら反感くらったりすると思うんですよ。
だから一種のグレーみたいなところをみんなやってると思うんですけど、
これがもっとなんというかIT業界ぐらい、なんていうかはっきりその自信を持ってできるようになれば僕はいいなというふうに思ってます。
そこは僕も思いますね。
もうちょっと自由に。
そうですね。やっぱ我々所属を出せないじゃないですか、動画もあっても。
まあ出さない。
まあ出さないほうがいいですね。僕が出してますけど。
基本は出さないほうがいいですね。
出さないほうがまあやっぱ無難ですよね。
でもIT系の人たちってそうじゃないじゃないですか。
普通に出すんですよね。
私はどこどこ所属でみたいな。
会社でやってることはこういうことやっててみたいな。
普通に言うんですよ。
製造業コミュニティの拡大
やっぱそれくらいオープンなほうが、やっぱりいろんなことは健全に進むような気もするんで。
後でね、機密とかの話もありますけど、それといろんなことはやっぱり整理して、これまではセーフなんだみたいな。
まあなんかそういうふうにしたいなっていうのは個人的には思ってて。
で、それに向けてまあいろいろラジオも勉強会も、まあ他の何かがあるかもしれないですし、
まあ進めていきたいなというふうに個人的には思ってますね。
ありがとうございます。ちょっとこれから楽しみだなって思いましたね。
まあ途中で飽きる可能性もあるんで。
だから僕に期待するより、いいなって思ってくれたら、みんなよしじゃあ明日からやろうみたいな感じでやってくれるといいなって思いますね。
確かにそうです。ありがとうございます。
まあだいぶ30分くらいお話ししたので、あと最後に高橋さんからこう例えば伝えたいこととか、もしくは宣伝したいこととかあったら最後によろしくお願いします。
そうですね。えっともしFA設備技術勉強会ってどんなものなのかというふうに思った皆さんおられましたら、
次ですね4月の4日にオンラインでFSB技術勉強会が開催取材となります。
これですね、私のTwitterのトップにその宣伝ツイートが貼ってありますので、
もしよければそこからconnpassに登録してご参加いただければなというふうに思います。
よろしくお願いします。
概要欄に貼っておきますし、ちょっとあれですよね、Xの名前がフルハウスさんになってるんで、ちょっと高橋さんで調べると見つからないかもしれないので、ちょっと概要欄にリンク貼っておくようにします。
ぜひよろしくお願いします。
はい、そうしたら今回のゲストは高橋クリスのFAラジオから高橋さんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
私にとって業界も規模感も全然違って楽しく話を聞けました。
自動車業界の見え方が少し変わりましたね。
そして製造業界、特にファクトリーオートメーション業界を自由な環境にしたいという気持ちが伝わってきました。
高橋クリスのFAラジオの方では、化学プラントの制御システム、DCSについて私が話しています。
ぜひ概要欄のリンクからお聞きください。
今回はここまでです。
プラントライフでは、化学や工場に関するトピックを扱っています。
毎週水曜日と日曜日の朝6時に定期配信しています。
番組へのお便りは、概要欄にあるお便りフォームから投稿ください。
そして、このプラントライフがいいなと思っていただけたら、番組のフォローや各ポッドキャストアプリから評価をお願いします。
Xで発信していただける場合は、ハッシュタグプラントライフをつけてください。
それではお聞きいただきありがとうございました。



