#128 研究者って普段なにをしてるの?どうやって研究者になるの?(ゲスト:ひよっこ研究者のさばいばる日記”はち”さん)
#128 00:38:06

#128 研究者って普段なにをしてるの?どうやって研究者になるの?(ゲスト:ひよっこ研究者のさばいばる日記”はち”さん)

今回は #ひよけん #ままけん を配信されている生物系研究者の”はち”さんをゲストに迎え、研究者の日常や研究者になるまでのことをたくさん伺いました!!ままけんの方にもお邪魔して子育てトークを繰り広げていますので、ぜひお聴き下さい!#38 年中さんパパ と共感の嵐!何でも可愛い|離乳食|夫婦喧嘩|吐き戻し|人の子|おでかけ|絵本【技術者かねまるのプラントライフ】(LISTEN / Spotify / Apple)

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小さい動物を扱う生物系研究者の実験

こんにちは、かねまるです。

プラントライフは、化学プラントの技術者が、化学を軸に皆さんの視野を広げていく番組です。

今回はゲストとして、ひよっこ研究者のさばいばる日記からはちさんにお越しいただきました。よろしくお願いします。

はちです。よろしくお願いします。

今回は先ほどまで、はちさんのもう一つの番組ですね。

ままけんの方に出させていただいて、子供の話をいっぱいさせてもらった後に、こっちの方に来ていただきました。

はい。いっぱい喋りましたね。

喋りましたね。思った以上に収録時間が伸びててびっくりしました。

なんか盛り上がりましたね。

ありがとうございました。

ありがとうございました。本当に。

今度せっかくだから、もともとはちさんの方の番組に出させてくださいってことで、お声掛けさせてもらって、せっかくなのでこっちのプラントライフの方にも出てもらえませんかって、両方依頼するっていうちょっと申し訳ない話ではあるんですけど、こちらの方にも出ていただいて、

よろしければちょっとお仕事の話とか研究者をされていると思うので、その話をお聞きできればと思っています。

はい。本当にかねまるさんとお話しするのを全然すごい楽しみだったので、本当にありがとうございます。

お声掛けいただいてとても嬉しいです。

そしたら、よろしければ可能な範囲で今どんなお仕事でどういう研究をされているかとか話せる範囲でお聞きしてもよろしいですか。

はい。私は今現在日本の大学で、一応大学の教員をしています。

分野は生物系ということにしていまして、なんかすごい偉そうですごい嫌ではあるんですけど、一応大学ってすごい少ないので、一応身バレの防止のためあんまり研究内容は話していないんですが、ざっくりとは小さい動物の研究をしています。

実験系の研究者です。

はい、ありがとうございます。いいですね。小さい動物の研究者って、一緒に番組されている方は大きい動物の研究をされているって、最初おっしゃってましたよね、確か。

はい、そうなんです。このひよっこ研究者のさばいばる日記というポッドキャスト番組では、同じ大学で働く同僚のちーさんと一緒に配信をしているんですが、

ちーさんは私の動物に比べたら大きい動物の研究をしていて、リスナーさん的にどれぐらいだと大きい動物なのか、どれぐらいの小さい動物なのかは、もう本当ご想像にお任せしますという感じなんですが。

僕のイメージでいくと、ネズミぐらいのイメージのサイズなんですよ、はちさんの方が。

なるほど、なるほど。どうですかね。

ちーさんの大きい動物は哺乳類。

大きいやつかなって勝手に想像はしてるんですけど。

ネズミも哺乳類。

あ、そっか、本当ですね。学がないのがバレちゃいますね。

これはそういうことで、ケミカル系ですね、化学系とか。

完全に化学ですね。

そうか、哺乳類ですね。

一応生物化学とかもやってるんですけど、苦手すぎて、全然ちゃんと受けてなかったんで、ここでまさか学がないのが出ると思わなかったです。

いやいや、でもなんか結構言われます、ネズミの研究されてるんですよね、みたいな言われたこととかあって、答えに困るみたいな。

さすがに答えられないですもんね。

イエスともノーとも言えないみたいな。

小さい動物の実験系ってさっきおっしゃってましたっけ?

はい、そうですね。

僕が有機合成をもともとしてたんですよ、研究の時。

で、例えばフラスコで原料混ぜて作って分析して、それを繰り返すことが多かったんですけど、ハチさんの場合だとどんな仕事、どんな作業になってくるんですかね?

実験とかは、生き物自体が研究室の中で飼育しているので、その生き物を使って行動を見ることもありますし、DNAとかRNAみたいなこととかでピペットマン使ってやったりとか、顕微鏡を使って何かしたりとか、そういう作業はしています。

もともと大学行った時に、あのラット使って実験するっていうこともあったんですけど、休みも確かなかったんですよ、あの交代で、年末年始とかお盆とかも交代で行ってた記憶があって、やっぱりそういう感じなんですか?

そうですね、あの学生の時は、大学院生の時とかは確かに長く休んだ記憶はあんまりないですね。

今は、一緒に研究してくれてる学生さんがいたりとか、技術補佐員で雇っている方とかもいるので、そういった方がいるおかげでそういうことはなくなったんですけど。

なるほど。

生き物のお世話みたいなものは確かに年中無休で必要だったりはします。

大学教員の多岐にわたる仕事

そもそもなんですけど、あの大学の先生っていうのがどういうことをしてるかって正直あまり解像度が低くて、普段ってどういうお仕事をするんですかね?

なんか普段のこう仕事の割合ですかね?なんか実験がこれぐらいやってて、他にこんなことをしてますよとか、もし話せる範囲でお聞きできればと思うんですけど。

たぶん生物分野の理系の大学教員だと基本的には博士号を持った人がすごい多いとは思うんですけど、やってることは多いんですけど、

1日の中でどんなことをしてるかって言われると結構説明しにくかったりして、本当に1日中研究のことだけしてる日も全然多いですし、

学生さんとミーティングしたりとか研究室のミーティングがあったりとかっていうのがいっぱいある日もありますし、

大学教員としての仕事として授業ももちろんすることはあるんですけど、それ以外にも会議に出たりとか、入試とかの業務もたまにあったりもしますし、

そういうのもあるんですね。

あと研究卒業論文の発表会のために準備したりとか、オープンキャンパスのために何かやったりとか、それ以外にも何だろうな、研究室の化学薬品の管理をするために何かあったりとか、

研究室とか使わなくなった教室の掃除したりとか、結構多岐に及ぶって感じですね。

大学の教員としての仕事としては表だっては実際なってなくて、ボランティアとしてっていう立ち位置に実際はなるんですけど、所属している研究の学会の学会運営とかの仕事もあったりして、

それは全員がやってるわけではないんですけど、私は少し学会の運営委員とかに入ってたりするので、なんか学会のホームページのメンテナンスしたりとかっていう時もあるし、

自分の大学で学会開くってなったら結構いろんなことをやったりして、イベント運営みたいなこととかもやったりしてます。

先生って大変ですね。そんなにいろんなことを教えたんですか?

意外とやること多いと思いますね。

もともと僕は修士まで行って、そのまま働いちゃったんで、その上の方とか、あと先生が実際何やってるか、指導以外何やってるかってあまりこう解像度が低かったんで、こんなにいろいろやってたんですね。

私でもやってない方ですが、本当にまだ下っ端というか職位が低いので、上の先生になったらもっといろいろとあると思いますね。

どうやって入試を受けてくれる学生を増やすためにっていう、そういう大学運営みたいなところの仕事とかもすぐ増えていくので。

教授がそんなことやってましたね。

大変ですよ。こういう方針で行けって言われて、それも文句言われないためにいろいろ頑張るみたいな。本当に。

なかなかやりづらいですよね。言われると。

あと学校来なくなっちゃった学生さんがいたら、電話したりとか、親御さんに電話したりとか、家に行ったりとか。

そんなことまでしてるんですか?

私はしてないですけど、先輩先生方の話を聞くと、1回だけ行ったことあるなとか、そういう話とかは聞いたことあります。

大変なんですね。そんなのも知らずに先生何も見てくれないとか、みんな言ってたんで。

そりゃ忙しいんですね。

いやー、でもなんか、そうですね、忙しい。私は今忙しくなくやられてるんですけど。

研究費申請と論文査読

でも多分その傍らであれですね、論文読んだりとか書いたりっていうのもしてるんですよね。

そうですね、そのことは全部研究をしてるってまとめたんですけど、研究自体は実験をするっていうのもありますし、どんな研究がされてるか、論文を読むっていうのもありますし、

結果が出てたら図にするとか、解析するとか、論文を書くとか、そういうのもあります。

で、多分今大学教員になってすごい大事だなと思ってるのが、研究費を取ってくるっていう研究計画書を書いて、いろんな国のお金もありますし、

企業がやってる研究費のお金とかを申請書とかを出してお金をもらえるようにするっていうのとかは結構頑張らないとなと思っていて。

科研費になるんですかね。

科研費もありますね。

メインでは科研費の方が私はいただいてることが多いですが、企業とか財団とかで研究費の募集とかもあるので、そういうの出したりとかも結構してます。

そういうのもあるんですね。

やっぱ大学の中だけの予算ではまかないないので。

それこそ生き物を扱ってるとだいぶお金かかりそうですよね。

私比較的かかりにくいんですけど、でもやっぱり結構今いるはいるので。

大きい動物と小さい動物でだいぶ変わりそうだなって素人ながら思ったんですけど。

めちゃくちゃ変わりますね、きっと。

あと論文の査読とかもあります。

人の論文の添削っていうと違うんですかね。

確認して査読を説明するって難しいなって思ったんですけど。

今、基本科学雑誌に論文を出すときは自分のやったことをまとめて出すんですけど、それ自体が本当に科学的に正しいのかどうかっていうのを

同じ分野の人が読んでみてチェックをするっていうプロセスが査読になるんですけど。

本当に一文一文言ってることを大丈夫なのかとか、実験の作り方自体が大丈夫なのかもだし、データの解析の仕方が大丈夫なのかとかも全てチェックするっていうのを

基本的には匿名で世界中の誰かがやってくれるっていうのがあるんですよね。

あれ匿名なんですね。

匿名のことが多いと思います。雑誌に分かれますけど、たまに自分の名前を明かす人もいるんですけど、

多分そのピュアであるためにお互い匿名っていうのは結構一般的かなと思います。

なるほど確かにそうですね。

しかもタダなんですよ。ボランティアでやっております。

あれ。

大変ですよね。

聞いた感じだと、いつまでも査読終わってくれないみたいなのを先生が言ってた、ぼやいてたのを思ったんですけど、結局ボランティアだから乗り気になれないっていうところなんですか?

それもあると思います。別にお金をいただいてやってることではないので、なかなか遅くなっちゃうこともありますよね。

持ちつ持たれつで、なんとかなり立っているような仕組みっていうことなんですね。

そうですね。

そうだったんですね。お金もらえないんですか?

割引券みたいな、その雑誌に投稿するときの割引券とか、シュプリンガーとかだったらシュプリンガーの本買うときの割引とか、そういう感じのトークンみたいなのをもらえたりします。

あの雑誌によっては。

少し悲しいですね。そうか、そうなんですね。

あとなんか自分の履歴書に書けるんですよね。これだけ査読経験がありますっていう。

そういうのは一応残せるには残せるんですね。

だし、やっぱりその出版される前の論文を見れたりはするので、結構最新のものを一番最初に読めたりするっていうのはあるし、やっぱり査読をする過程で自分も学びが多かったりはするので、そんなにネガティブではないんですけど、でも結構な仕事量ですね。

そうですよね。たぶん誰かが書いた論文をちゃんと読んで、それが正しいか判断するってなかなか難しいと思うんですけど。

難しいです。

例えばそういうのって、査読を任される人たちって何ですかね、同じ分野って言ってもどれくらい狭いコミュニティで選ばれるんですか?

分野によると思いますけど、本当に近い人で見てもらっていると思います。

じゃあもう生物系とかこの動物とかそういうのじゃなくてもうちょっと。

全然です。何を例に出したらいいかな。犬の子育てのことをやっている論文だったら、犬の子育てをやっている他の研究者が査読します。

でもたまに人が見つからなくて、じゃあ猫の人でみたいな。大丈夫かな。合ってるかわかんないけど、それぐらいでずれることはあるんですけど。

犬の論文なのに微生物の人がやるとか生物分野だけど、そういうのはないです。ないとはちゃんとは言わないですけど。

畑違いでちゃんと読めないみたいなことはないんですね。ないとは言いづらいかもしれない。

完全に同じ畑の人がやるっていう感じです。

そういうのって論文読んでてこの人なのかなって思ったりするんですか?

わかりますよ。

やっぱりそうですよね。

具体ではわかんないですけど、扱っているものとか扱っている手法とかでかなって思う時もありますし、逆に自分の論文を査読してもらうっていうこともあるんですけど、

これについて口々言ってるってことはあの人かなみたいな。逆もわかる時はあります。

僕もあの研究してた時に内容見たらこの大学のこの先生のやつかなって思ったらだいたい当たるんですよね。

そういうのがあるので建設的なコメントを査読を匿名でも出すっていう方がいいと思ってるんですけど、たまに時々すごいケチョンケチョンに言われたりすることがあります。

それはちょっとこれからの科学技術の発展のためを思ってのことなんですよね、たぶん。

たぶん。書いてある文章がひどすぎたかなって反省することにはしてます。

博士課程から大学教員になるまで

先生になるまでどういう流れなのかなっていうのもお聞きしてもいいですか?

そうですよね。

例えば僕今、修士の大学院、前期の課程まで終わってそこから先生になるまでってどういうルートをたどっていくんですかね?

生物部屋とほとんどだと思うんですけど、私も修士課程終了してその後博士課程ですね。

博士課程前期課程が修士かもしれないんですけど、博士課程後期課程に進んで博士号というのを取得しました。

それは大体私の場合は3年間大学院に所属して、修士の後に研究をして、その研究成果に対して博士号をもらえるっていう感じなんですけど、

それで研究者をスタートするトレーニングみたいなものを一旦終了して、その後は人にかなりよるはよるんですけど、

私はポストドクターっていう博士の研究員として大学で研究を続けていきました。

それがポストドクって言ったりするやつですね。

よく聞きますね。

ポストドクで研究だけに集中できる期間だし、一応自立した研究者なので、そこで自分自身の研究を進めていって、その間に就職活動も進めていって、

大学でこういう分野の教員を募集してますっていうのがたまに出るので、それに応募して、それで取ってもらえると一応大学教員にはなれるはなれるっていうのがめっちゃシンプルな道筋ではあるんですけど、

やっぱりその大学教員として就職をするっていうところはすごく狭きもんと言われていて、なかなかこう自分の分野でまず応募があるっていうことが少なかったりもします。

そもそも先生の任期も当然長いんで、そこが空くっていうのもあんまりないんですよね多分。

そうですね、一応定年退職とかされたら、そのところにまたそこで応募がかかることもありますし、たまに転職とかされて移動される方はいるんですけど、何年も何年もそんな毎年毎年そういうポジションが空くわけではないので、タイミングにもよりますし、

大学の数自体もそんなには多くないので、まず数が少ない。

毎年博士の方はどんどん出てきて、補足の方も増えてきて。

そうですね。

だいぶんこう間口は狭いっていう、そんな中でどうやって就職していくかって話になってくるんですかね。

そうですね、私も自分は就職できたけど、どうしたら就職できるかのノウハウは全然持ってなくて、本当に運が良かったなとしか正直思ってないんですけど。

自分の研究テーマに近いもの、やりたいものとか専門のあるものがポストがあるかどうかっていうことですか。

そうですね。私、今その大学でどういう分野の先生がいてっていうところとどう被るか被らないかとか、

時代に合わせてこういう教員が今欲しいとかも変わっていったりするので、そこと自分の研究のステージが一致してるといいんですけど、

なかなか狙ってできるようなものでもなかったりはするかなっては正直思ってますね。

大学教員採用における専門性と人脈

逆に今まではこういうことやってたけど、就職を考えてちょっと方向転換って方もいらっしゃるんですか。

うーん、みんなさんどうしてるんですかね。

私は基本的には好きなことをメインで研究してたんですけど、表向きにすごそうに見えるような言い方とかは常に考えてました。

あーなるほど。完全に僕は会社の人間なんで、やりたいことはやらせてもらえないような立場なんですよ。

なるほど。そっか。

君ここ行ってって言われたら、はいはいはいって言って行っちゃうパターンなんで。

なるほどなるほど、そっか。

だからむしろそこまでこだわって選べる、まあ選べるわけじゃないですけど、選び続けるってところはやっぱりすごいなって思うんですよ。

あー、そっか。なんか私が若干意識してたのは、指導教員の先生とあんまり同じことをやらないとか、あくまで自分のはちという人のオリジナリティのある研究をしているっていうふうに見られるようにはしてました。

なんかそれがちょっと成功した気はします。全然あれだったかもしれないですけど。

先生色が強すぎないぐらいで。

そうですね。というのと、あとやっぱりめちゃくちゃコネクションだとは思います。

なんかやっぱ、いろんな人に知ってもらって、人となりも含めて知ってもらっておくと、ちゃんといい人として知ってもらえてると、声はかかるというか。

そういうのって、例えば学会とかに出てコネクションを作っていくんですか?

そうですね。学会に行って、もうすごく大事にしてましたし、結構、学会行ってちょっと知り合いになった先生とかいたら、実際にその研究室に行かせてもらって、セミナーとかさせてもらうとかは、博士時代は、大学院生時代はすごいよくやってました。

すごいですね。それは普通のことなんですか?

結構普通じゃないかな。月に1回ぐらいどっか行ってましたね。楽しかったです。

一応、リスナーさん向けに話しておくと、かねまるお前何も知らんやんって思われるかもしれないですけど、僕の大学ほぼ博士がいなかったんですよ。

だからちょっと状況を全然知らなくて、一般的なことからいろいろ聞いちゃってるかもしれないんですけど、結構そういうことってあるんですね。

すいません。私も何も考えずに普段通り喋ってしまっていて、分かりにくかったら申し訳ないんですが。

大丈夫です。

でも結構いろんな大学で、最近は本当にオンラインが広がっているんですけど、他のところに行って発表するとかセミナーをするっていうのはかなり一般的な文化としてあるので。

結構、でもちょっと募集と、なんていうんですかね、学生のうちからバンバンすごいやってる人はもしかしたら、そこはちょっと私頑張ってた、当時頑張ってたのかもしれないんですけど、でも全然あるあるだと思います。

そうなんですね。でもだからこそもしかしたら、すぐに就職できたかもしれないってことですね。

いやー、多分。なんかでも本当にあんまり就職するの本当に大変なんで、就職自慢するのもちょっと怖いんですよね、叩かれそうで。

ちょっとごめんなさい、難しいですね。

そうそうそう。

でも結局、自分が研究してた内容に対してそこから就職するって結構難しそうで、やっぱりそれ一個やってたからって言って全体的に知ってるわけでもないじゃないですか。

だから自分の研究を元にどうやって選ばれるのかなっていうイメージがつかないですね。それこそニッチなところをどんどんやっていくと思うんで。

でも、なんて言うんですかね、研究自体はニッチでもいいんですけど、どういう授業ができる人なのかっていうのが多分大事だと思うので。

そういうことですか、先生として。

先生として、例えばこの大学ではこういうカリキュラムがあって、生物学だったら分子生物学と細胞生物学と生理学の授業があるから、それをやってくれる人を探しているとか。

なるほど。

そうなると、研究内容ももちろん要石があって重要な研究をされているってことも大事なんですけど、それに加えてその授業を担当できる人なのかっていうマッチングがありますね。

その視点なかったですね、確かに。大学運営側からしたら、そうですよね、授業をどれくらいできるかって大事ですね。

大事ですね。あと入ってみて気づいたんですけど、結構その大学ごとに特色とかがあったりするので、例えばですけどその大学のその土地で何かできること、例えば何だろう、湖が近くにあるんだったら、その湖を使って研究できる人が欲しいとか。

なるほど。

そういうのもあったりしますね。

僕いたところは地元の果物とか食べ物を使って生薬抽出って成分を取り出すことをやってラットの実験とかしてたんですよ。だからそういうことかもしれないですね。地盤のものを使えるかとか。

そうですね。地元の企業と連携して研究できるかとかもすごいめちゃくちゃ大事ですね。

大学教員の自由と不安

なるほど。だいぶ先生の解像度が上がってきたというか、もともと知らなすぎたのはあるんですけど。

だからこそこのプラントライフで研究者っていうところを扱ったことがなかったんですよ。あえて扱わなかったんですけど。

そうなんですね。

余計なこと言ったらまずいかなって思って。

大丈夫かな。大丈夫ですか?それで私話してて。

研究者代表としてお話を。

でも多分本当に分野が変わるとまた色々と変わるところも多いと思います。

一応番組としては化学をメインで扱ってはいるんですけど、多分あのポスドクとかそういう話とかは多分変わらないとは思うので。

大抵の化学を勉強したいなって思って聞いてくれた方がそこから研究者になりたいなって思った時に何か役に立ったらいいかなって思って。

そうですね。なんかでもちょっと今までの話だと結構大学教員のネガキャンをしてしまった気がします。

ポジティブなところを話しますか。

ポジティブなのはやっぱ大学なので自分の研究を自分のやりたいことの研究をたくさんできるっていうのは多分企業とは違ったところだと思うんですよね。

確かにそうだと思います。

その分は自分でやらなきゃいけないことが多かったりはするんですけど。

しっかり自分でお金を持ってきて成果を出していけばやりたいことを続けられるんですかね。

そうですね。で、研究室の運営とかの部分も自分でやらなきゃいけないところが多いので。

はいはい。

そこはちょっと大変かもしれないですね。

で、あとはすごい自由な働き方が結構できるとは思います。

そうなんですか。

もちろん授業とか会議とか決まってることはたくさんあるんですけど、それ以外の時間的拘束が比較的緩いので。

別に土日に働いてもいいし、その代わり平日ちょっと休むとか全然OK。

大学が多いと思います。

誰も勤務時間管理してないと思う。

これは流していいやつですか。

大丈夫ないですか。

フレックスって感じ。完全裁量労働制っていう意味です。

そういうことです。はい。分かりました。

やりたいことがあって時間に縛られずどんどんやっていきたい人にとっては結構向いてる仕事かなっていうところですかね。

そうですね。あと学生さんとか教育とか好きな方もやっぱりいいとは思いますね。

そっか。毎年どんどん新しい学生さん来て教えていくんですもんね。

それが苦手な人だっては大変だと思います。

逆に研究だけしてればいいってわけでもないってことですね。

そうですね。全然ない。

最初におっしゃってたいろんなコマゴマとした業務がいっぱいあるんですよね。

研究所の方に話聞いても研究所で研究してる方もいろいろと所内の業務もあるみたいなので、どこも一緒なのかもしれないですけど。

そうですね。それは企業も一緒なんですけど、なんだかんだやりたいことだけっていうのはやっぱり難しいですよね。

なかなかないですよね。

やりたいことだけをやりたい研究者だったら定職につかず放浪してずっとポストコをしているっていうのは一応研究だけはできると思うんですけど、安定がないという。

そうですよね。

来年の職がないかもしれないとかは全然ありますが。

フリーランスみたいな働き方ですね。

私もなんか今はできないなと思いますけど、最初にポストコしてた時期は本当に自由に研究だけをガッてやってればよかったんで、すごい楽ですごい楽しかったです。

でもまあ3年後どうしようかなみたいな。

楽しいけどちょっと将来が不安になってくる感じですね。

すいません、いろいろと教えていただいてありがとうございます。

大丈夫ですかね。

すごく勉強になってよかったです。

本当ですか。よかったです。

大学の先生の外のイメージに対して実際中ってどうなってるかってあんまり聞かないんですよね。

先生を特集するにしてもこんな研究やってますってことが多くて、実際は他にもこんなことしてるよって意外と聞かないので、そういうところも教えてもらえてよかったですね。

よかったです。

多分普通の方が知る研究者ってテレビに出てる方か、大学に出られてる方だったら教鞭に立っている一部の教員の姿だけだと思うので、

ひよっこ研究者のさばいばる日記は研究者像をいい意味でぶっ壊したいっていうのがあるんで、悪くぶっ壊してるかもしれないですけど。

実際入ってから知るより事前に覚悟してた方がいい部分もありますよ、やっぱり。

だと信じて、もしよかったら、もうめちゃくちゃぶっちゃけてるので、研究者になりたいって方がいたら、よかったらちょっと覗いていただけると嬉しいです。

ひよけんとはちさんの活動紹介

せっかくなのでそのままひよけんですとか、あとままけんの方もぜひとも最後紹介していただいて、この回終わろうと思いますけど。

ありがとうございます。

番組名がひよっこ研究者のさばいばる日記という番組で、略称はひよけんという番組をしています。

この番組では私の同僚のちーさんと、私たちが研究者としてひよこ教員としてはたまた普通の争いとして日々を過ごしている様子をただただ流しています。

たまにいろんなゲストさんをお招きしたりとかしながら真面目な話もしていますので、よかったら研究者の、研究者がどんな生活しているのかとか気になる方がいたらぜひ覗きに来てください。

私、去年出産をしまして母になったので、その記録を残したいなと思って、個人でも私はママで研究者、ままけんという番組をしています。

そっちはもう完全に育児番組みたいな感じなんで、よかったらこれからそういうことを考えている方だったり、同じぐらいのママさんパパさんだったり先輩ママさんパパさんも懐かしいなという感じで聞きに来てくれたら嬉しいです。

本当ありがとうございました。

ありがとうございました。ままけんの方にも私参加させてもらって、だいたい1歳ぐらいのお子さんがこれから成長したらどうかとか、どんな話があったかなとか、そこから成長するとどういう未来がありそうかなとか、なんかいろいろ話をしたので、そちらの方もよろしければ聞いてください。

お願いします。

はい、そうしたら今回のゲストはひよけんからはちさんでした。ありがとうございました。

ありがとうございました。